スキャナーは、株式会社PFUのScan Snapを採用しています。

スキャナーは、株式会社PFUのScan Snapを採用しています。

当社は、社員の皆様が提出した書類を、株式会社PFUのScan Snapを用いてデジタル化しています。

Scan Snapを採用した第一の理由は、紙送りがストレートフィードであることです。
年末調整におけるスキャナの役割は、税控除を受けるために必要な「保険料控除申告書」などの書類をスキャンして、デジタルデータに変換することです。
保険料控除申告書は、大きさが様々で、縦横の長さが10cm以下の小さなものも少なくありません。

小さい書類をスキャンするためには、紙詰まりの可能性が少ない、ストレートフィードの紙送り機構が最適です。
そのように考えて当社は、大型で高速のスキャナよりも、小回りの利くScan Snapを好んで使っています。

第二の理由は、Scan Snapが書類の上下を自動判定してくれることです。
スキャンした保険料控除証明書が、どの保険会社のどのフォーマットかをMominokiの画像認識AIが判断するためには、上下が揃っている必要があります。
Scan Snapは、どの向きで書類を挿入しても、制御ソフトが非常に高い精度で上下を判別してくれます。

第三の理由は、当社の特許「年末調整業務支援システム(特許第6289720号)」にも関係することですので、ここでは秘密にさせていただきます。
「従業員に代わって当社が証明書類を読み取る」というMominoki最大の特長は、Scan Snapのとある機能に着想を得て、実現するに至りました。

スキャンの次の工程は、デジタル化した画像からの記載事項の読取です。

2021年10月29日