本日、紙書類の発送が始まります

本日発送するのは、紙の年末調整申告書(マルホ、マルフ、キハイショ)ではありません。
当社内の呼称である「白紙年調の依頼書」の発送が始まります。
今日は、「白紙年調とは何か?」について説明させていただきます。

Mominokiを利用するお客様の従業員には、税控除を受けるのに必要な証明書類原本を提出するようお願いしています。
証明書類の記載事項をウェブに入力したり、写メに撮って送ってもらう必要はありません。
ただ原本を提出いただけば、ラクラスがその内容を読み取り、読み取った結果を従業員にメールします。

では、証明書類原本を受け取ったラクラスは、誰が提出したものであるのかを、どうやって判断するのでしょうか?
その答えが「依頼書」です。
お客様の従業員には、証明書類と一緒に、1枚1枚に異なるIDが印刷された「依頼書」を封筒に入れて提出いただきます。
ラクラスは、依頼書のIDを読み取り、同封された証明書類が誰からのものであるかを判断します。

Mominokiクラウドを利用して申告する場合には、最後の頁に依頼書のpdfファイルを生成するボタンが付いています。
お客様の従業員には、ダウンロードしたpdfファイルを印刷して、証明書類と一緒に提出するようお願いしています。

しかし、従業員の個人スマホを利用して申告してもらう場合には、この方法を用いることができません。
というか、この方法を利用しにくいケースが多いでしょう。
なぜなら、スマホにダウンロードしたpdfファイルを印刷したことがない方が多数いることが想像されるからです。

そこで登場するのが「白紙年調の依頼書」です。
提出物がある従業員は、人事部から、氏名が印刷されていない依頼書を受け取ります。
この依頼書には、氏名は印刷されていないものの、1枚1枚に異なるIDは印刷されています。
このIDをMominokiクラウドの最後の頁に入力いただくことで、ラクラスは提出された証明書類が誰からのものかを判別できるようになります。

本日、人事部に向けた白紙年調の依頼書が発送されたことを、報告いたします。

2021年10月25日