年末調整の第2ステップ、「事前確認」が開始されました。

Mominokiは、年末調整申告を開始する前に、人事データベースに登録されている情報が最新のものかどうかを
従業員本人に確認する「事前確認」を、標準サービスとして提供しています。
従業員は、Mominokiにログインし、従業員本人、配偶者、および扶養親族に関する情報を確認します。
更新の必要があれば、すみやかに社内手続きをとって、人事データベースを最新のものにしていただきます。

「事前確認」を行うことで、企業は最新の情報をもって年末調整申告を開始できます。
また従業員の皆様にも、年末調整本番の前に、Mominokiにログインして利用するという体験をしていただけます。
いずれも年末調整申告をスムーズに行うために役立ちます。
(もちろんお客様は、事前確認を行わないことを選択することもできます)。

さらに本年は、「事前確認で書類の送付先の情報を収集する」というオプションサービスが追加されました。

「クラウドで年末調整を電子化すればペーパレスが実現する」というセールストークは、決して正しくありません。
なぜなら、紙の申告書がなくなったとしても、税控除を受けるために必要な証明書類の収集義務は残るからです。
国税庁は証明書の電子化を推進していますが、紙の証明書がいますべて無くなるわけではありません。

今日のように在宅勤務が常態となると、会社に行って書類を提出するという従業員の作業も、その書類を受け取って転送するという人事部の作業も困難になります。
物理的な紙の移動が無くなることはなく、「従業員が確実に受け取ることができる送付先」を把握しておくことは有用です。

送付先情報を収集するために、Mominokiのお客様には「事前確認」を利用いただけます。

2021年9月23日