年末調整クラウド+BPOサービス「Mominoki(樅)」の2021年度版サービス仕様書を発行します。
ラクラスの年末調整クラウド+BPOサービス「Mominoki(樅)」は、クラウドで年末調整申告をペーパレス化するとともに、BPOサービスで税控除に必要な証明書の回収と記載事項の読み取りを代行するサービスです。Mominokiを使えば、従業員は証明書の記載事項を読み取るという作業から解放されます。そして人事部も、従業員の申告が正しいかを確認するという作業から解放されます。
ラクラスは、ニアショアやオフショアの人件費の安さに頼るのではなく、画像認識AIやOCRを活用したシステムを開発することで、正確で迅速な読取技術を確立してきました。
ラクラスは2005年の創業時から、年末調整クラウド+BPOサービスを提供してきました。お客様の要望を聞き取り、これを標準サービスに組み込むことで、サービスメニューは年々充実したものになっています。これを説明するのがサービス仕様書であり、2021年度版は80頁のボリュームとなりました。
サービス仕様書の内容として特筆すべきは、30項目に及ぶ企業ごとに選択できるサービスや機能の解説です。大企業の利用を想定して設計されたMominokiには、例えばウェブ画面やメール文面に企業独自の文言を差し込みできる機能が標準で付いています。大企業においては、拠点や子会社ごとに提出場所や提出方法が異なることが想定されます。Mominokiであれば、拠点ごと子会社ごとの説明文を社員に見せることができます。
また、できるだけ多くの従業員がクラウドを利用できるように従業員の個人スマホのメルアドを収集するオプションサービスや、それでもクラウドを利用できない従業員のために、従来と同じ紙の申告書を用いてのBPOサービスも提供しています。どんなに社内インフラを整備しても、例えば休職中の従業員には、紙の申告書を送らなければなりません。ラクラスは、BPOサービスとして、人事部に残ってしまう作業を代行します。
確かにクラウドは業務効率化に役立ちます。しかし、クラウドが対応しない物理的な作業も実は多々あるのです。人事部に残りがちなそれらの作業も含めて、Mominokiにお任せいただきたいと思います。
2021年7月1日